リストラの波

双極性障害のカミングアウトをして、それでもなんとか雇用を続けてもらった職場にも、リストラの波がやってきました。もう年齢的にも組織のお荷物なので、その流れには従うしかありません。でも、職場を離れても生きてはいかねばならず、起業の可能性なども探っています。負荷をかけすぎれば躁転したり鬱になったり、それでもどっこい生きていく。それしかないんですよね。

せん 2018/04/22(Sun) 10:18 No.1797
せんさんへ   ゆう
2018/04/23(Mon) 01:42 No.1798
御無沙汰しております。

とは言っても関東ウェーブの例会でもお会いした事はないし、チャットでもお話させて頂いた事はないのですが、何かの励ましになればとも思いましてコメントさせて頂きます。m(__)m
失礼がありましたら申し訳ありません。

今までせんさんが積まれてきた社会経験の中でどうしても譲れないものなどあるかと思いますが、この先に対して大切なのは何を優先し、何をその分妥協して生きていくかによると思いました。

私は前回の例会で【自分たちが今現在何を求めているもの】という話題を提案させて頂きました。
それは物理的・精神的なものでも今私たちに必要なものとは何だろう?という私の少し前から頭によぎり出していた考えであり、それがこの会を通じて少しでも我々で実現できうるものであるなら。
各個人の未来において限られた現状の日常生活をたった1%でも変えていくべきものであるならば。障害者でも健常者でも人間として最低限必要不可欠な思いであるのではないかと改めて考えさせられるものでした。

話題に対して、その時の例会参加者の答えは物理的なものもありましたが、ほぼ精神的な欲求に対するものを求めているという答えが大半を占めていたのです。
仕事や日常生活を少しでも盤石にする為に物理的なものを求めるのではないのかな?と私は考えてもいましたが、第一に求めるべきは総称して【心の安息】という答えだったようです。

仕事においても日常生活においてもはたまたこのようなインターネットの場においても、まず最優先に考えるべき心の安息を求めるには、この会を拠り所にして我々が孤独にならず同病者との交流によって精神障害に負けず、少しでも安定した生活をおくれるようにする為に集える居場所が必要不可欠であるのです。

社会的には年齢や仕事の経歴などによって定年にも満たない早い段階で遠回しに見切りをつけられてしまうケースもたくさんあるようですけれど、
給与や職種ではない、年齢に不釣り合いな目標などに視点がいかなければ、我々が望む精神障害者でも安定した生活を築いていける場所はあるはずです。
それが私の言う妥協点であり、無理せず生きていくということに繋がっていく一つの方法だと感じました。

暖かい良好な季節にはなってきましたけれども、せんさん御自身の体調いかんによってまだ厳しい状態が続いているやもしれませんが、それはそれで無理せず休んで頂き、自由が効くその時になりましたら是非関東ウェーブの例会やチャットルームにおいで頂いて、せんさんが今までどこで生まれ、どんな社会経験をして、どんな苦しみを乗り越えて今まで生きてこられたのか。をお聞きして、他の仲間たちの今後の安定した生活の為に伝えて役立てていきたいと思います。

勝手ながらそれが私の思う、せんさんが今後少なからずこの社会の為に出来る事であるかと思います。
無理な話かもしれませんが、鬱で落ち気味な気分になっても決して今の社会や組織にとって自分は役に立たないお荷物な人間だなどと批判的にならないで下さい。。

たとえ時間はかかれども、この世に必要ない人間などいないのでこれだけはどうかくれぐれもお忘れにならないで下さい。

これからまた大変やもしれませんが、このスマイルくんと共に頑張って下さい。m(__)m
せんさんと是非お話出来る機会を楽しみにしております。

無題   せん
2018/04/23(Mon) 05:50 No.1799
ゆうさん、コメントをどうもありがとうございます。地方に住んでいるため、例会などになかなか参加できず、掲示板に書き込んでいただける報告などから、多くの有益な情報を得させて頂いております。ありがたいことです。

そうですね、私にも「心の安息」への渇望が強くあります。個々人ごとに、症状や事情は違えど、人として求めるのは、魂の拠り所だと思います。だから、家族や職場から見捨てられるのが恐ろしく、職場のリストラ策などにも必要以上に敏感に反応し、それが精神状態に悪い影響を与えてしまうのだと思います。

私の直属の上司は、地方出身者特有の精神疾患に対する偏見の持ち主ですが、それなりに障害について話をして、理解をもらってきました。今回のリストラは、全従業員を一定割合で削減するという物ですから、彼も、リストラによって生活に危機が訪れ、心の安定を失いつつあります。障害があるないに関わらず、職場全体が生暖かい闇に包まれている感じです。

そういう時、家庭や職場以外の人とのつながりが、本当にありがたいなあと思います。今更自己紹介というわけではありませんが、2010年から2012年にかけて、ほぼ毎日記録した私の気分指数グラフを添付します。今日も、勇気を出して上司と今後の身の振り方について話し合います。同病者の方々の参考になることもあるかと思いますので、結果をここに書き込みますね。

バトル   せん
2018/04/23(Mon) 12:05 No.1800
今朝はいつもより早めに職場に行き、ちょうど居合わせた上司と2時間のバトルから。あらかじめ躁パワーで書きなぐったメールを送り付けてしまっていたせいで、やや暗雲立ち込める部分もありましたが、最後は理解を得られて、部門長への意見書を出してもらえることになりました。

私の職場は、公務員気質が強く、全体として事なかれ主義が大切にされているため、私が立てたさざなみも、すぐに消え去ってしまうことは分かっています。しかし、さざなみによって、眠れる大鯨が目を覚ます事もあるわけで、自分は障害者だから組織のために大人しく身を引くという態度で居続けるより、自分らしさを武器にして、時には立ち上がることもあっていいじゃないかと、今は思ってます。
無題   せん
2018/04/23(Mon) 19:20 No.1801
上司が、部門長に意見書を提出し、こちらの言い分は理解され、直近のリストラと閑職への配置換えは回避されました。渋々でも対応してくれた上司に感謝です。

しかし、同時に上司が僕の仕事ぶりに強い不満を持っていることも告げられました。これについては、障害を持った人への差別を堂々と肯定する人ですので仕方ないし、平行線なのは最初から分かっていたことです。

長くはないですが、時間を稼ぐ事ができたのは収穫です。一時は、自分でお手洗いに行くことすらやっとだったところから、これまで生き延び、偏見に負けずに交渉できるようになった自分に喜びを感じるとともに、支えてくれた多くの友人や家族に感謝したいと思います。
犀の角   せん
2018/04/25(Wed) 05:53 No.1802
いつものことですが、こうやって自分の行動を書き留めてあったものを読み返すと、今回の自分の行動そのものが、ただの躁転だったと気づきます。自分を過大評価し、組織での立ち位置を見誤り、波を立てて後悔する。残るのは後悔と不安。

心の中に住まう老師に問います。私は自分の器の大きさを自覚することもできず、ただ世間に波を立てるばかりで、居場所がなく寂しく不安ですと。老師は応えます。自然の中に果たして波を起こさぬものが存在しましょうか?昼と夜、春夏秋冬、はるか彼方のパルサーという星までも、すべてが揺れ動き、それがあなたの中に備わっているというだけのことではありませんかと。

そうなのです。これは自分の中に自然が宿っている証拠。自分の心の中にパルサーという星を抱いて生まれてきてしまっただけのこと。星は旅人を導き、物質を生み出し、宇宙を生み出すもの。シュレジンガー方程式は語ります。数学の世界では、物質ですら波なのだと。そして、波こそが存在の源なのだと。

だから僕は、波を抱いて歩き続けます。犀の角のように。

せん
反動   せん
2018/04/26(Thu) 06:53 No.1803
何らかの反動が来るだろうと思っていましたが、早速やってきました。

部門長から色よい返事をもらえなかった上司は、今度は僕にその対策案を書いてもってこいと言うのです。上司も自分たちが置かれた苦しい立場については大いに不満で、それがわれわれ部下への強い圧力として降り掛かっていた、その矛先が今度は外に向かってしまったのです。できればリストラ案が決まる前にそれに気づいてほしかった。

しかし、気づいたからといって、効果的な対策案など、すぐに思いつくはずもなく、今回交渉案を書いた僕に、そのアイデアを求めてきました。自分が盾になるから、内容は任せると。もはや、安っぽいテレビドラマみたいな展開になってきました。
罠?   せん
2018/04/26(Thu) 17:47 No.1804
今日の午前中までに仕上げた提案書を、上司が役員会議に上げることになりました。リストラ部署の最後っ屁として認められたようです。精神の状態が不安定でも、考える力はそれほど衰えてはいないので、そこそこの物は作れます。ただ、気分が変わってしまえば興味も失われ、そのままやりっぱなしになる不安がいつもつきまといます。
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