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【躁うつ病周辺】について

 関東ウェーブの会では躁うつ病(躁鬱病、双極性障害)以外に統合失調気分障害(非定型精神病)の方及び誤診によってこれらの障害であるにもかかわらず他の病名で診断された方を当人と考えています。それは、これらの障害には鬱病などとは違った躁の時の独特なリスクが共通して存在するからです。

 統合失調感情障害と非定型精神病は基本的に同じ障害(厳密に言えば多少の違いがある)と考えられますが、DSM-IV分類では「統合失調感情障害と呼ばれ、ICDー10分類では「非定型精神病」と呼ばれています。この障害は躁うつ病(躁鬱病、双極性感情障害)のために幻聴や幻覚の症状があるものと統合失調症と躁うつ病(躁鬱病、双極性障害)を併発している場合があると考えられています。このいずれであるかは幻聴や幻覚の内容を注意深く観察する以外にありません。

 誤診が多い原因には日本では躁うつ病(躁鬱病、双極性障害)の専門医が非常に少なく、専門的知識を持った医師も非常に少ないということがあります。加えて躁うつ病(躁鬱病、双極性障害)は時によって症状、病態が変化し、他の精神障害と類似した症状を表わすことが多々あるということも原因の一つだと考えられます。このような誤診は医師の躁うつ病(躁鬱病、双極性障害)に対する認識を深め、注意深い聞き取りと観察で防ぐことができるものだと考えられます。

 交際相手を含む家族を「周辺」として含めるのは、躁うつ病(躁うつ病、双極性障害)の場合、特にその躁の時の在り方から周辺に理解されず、対立が深まり、病状が悪化することが多くあります。その場合に家族(交際相手)に理解があるかないかで大きな違いが生まれます。ご家族(交際相手)に参加していただくことで、躁うつ病への理解を深めてもらい、信頼関係を深めることが病気とのつきあいにとって良い環境を生み出すと考えています。

(なお、躁うつ病周辺という言葉は「躁鬱病とこころの部屋」管理人のサキさんが最初に使われた言葉です)

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