今回のミニオフ会は、6名が参加してくださいました。皆さん、ありがとうございました。
ミニオフ会は
1.まず簡単な自己紹介をし、
2.懇談会を行い
※ミニオフの懇談会とは、最近躁うつ病に関して気になっていること、興味があること、悩んでいることなどを基本的にフリートークすること。
3.懇親会
※夜ご飯と雑談
4.有志で二次会
という流れで行いました。
通常ミニオフ会報告は、懇談会の議題と、その内容を短くまとめたものです。
しかし今回のミニオフ会はとくに議題という枠にとどまらず、とてもオープンな形で色々なテーマに触れました。これと言った議題に沿ってお話ししたわけではないので、報告も全体のお話しで浮かび上がったいくつかのテーマをピックアップするのみとなります。
このように、いつもの懇親会と進行方法は異なりましたが、形式に囚われない形の懇親会も、参加者の方々と親近感が感じやすく、リラックスした雰囲気でお話しができ、とても有意義なものとなりました
。
では、以下が懇親会でお話ししたいくつかのテーマをリストにしたものです。
‐病院の対応について(不満、疑問など)
‐転院について(どのような病院を探すべきか。大学病院、それともクリニック?)
‐カウンセリングの効果について(本当に効果的なのか?ピアカウンセリングとは?)
‐躁うつ病治療の歴史について
(当初は統合失調症とまぜこぜにされていて、
利益のためにできるだけ長期的な入院をさせられていた。
このような大病院方式に反対し、地域で躁うつ病者のサポートをしようという体制がヨーロッパ、アメリカで作られていった。
日本でも、「クリニック」が一気増えた。
しかしヨーロッパ、アメリカと異なり、地域の受け入れ態勢を作らずに日本はクリニックを増やした。)
‐躁うつ病の治療法について
(躁うつ病は脳の病気だが、環境要因によって二次的症状も出てくる。
つまり主に薬物療法、「リチウム」が基本だが、二次的症状を抑えるために精神療法が取り入れられている?
このような躁うつ病の矛盾に対処する傾向は出てきたが、躁うつ病をトータルに、地域としてサポートする体制はまだできていない。
いいドクター、精神療法、交流会。この三つが重要かもしれない。)
‐入院について(メリット、デメリットなど)
短い時間でしたが、馴染みの顔にも、新しい方とも会えて、気ままにお話しができ、とても心落ち着くミニオフ会でした。気ままに同病者とお話しする機会となり、スタッフとしてもみなさまに感謝をしたいです。参加者の方々お疲れ様でした。ミニオフは今後定期的に行っていく予定なので、まだミニオフ参加したことない方々も含めて、是非お会いしたいです。
‐スタッフ一同