関東ウェーブの会2019年度1月例会(2020年1月5日日曜日)報告
☆今回は、事務局員含めて22名(男性12名、女性10名)の方々が参加されました。
前半は、前回の第7回運営交流会(2019年12月7日)の、事務局からの報告と感想をいただきました。
後半は、皆さんと去年を振り返り、今年の抱負を共有しました。個人的な内容が主だったため、この報告の中では省略致します。
以下は、1月例会当日に、事務局から12月の運営交流会の報告をした後、例会参加者にお聞きした感想の報告になります。
(なお、運営交流会報告の詳細については、関東ウェーブの会Webページにある下記PDFファイルをご参照下さい。)
http://bipolar.ac/kanto/report/archive/7thmanagementexchangemeeting20191207.pdf
第3部【第1・2部を踏まえて、会則の前文の表現について】に関連して
【第7回運営交流会の感想】
第1部【関東ウェーブの会の歴史と理念】に関連して
・私の周り、来たがっている人が多い。東京に出るのがハードルが高い。行きたいと言っている人はたくさんいるけど、最初の一歩が踏み出せない。
関東ウェーブのホームページ見ても、「怖い」とか、どれくらい人数集まるの?喋れるの?とか言われる。「怖くないよ」と訂正しているけど、なかなか敷居が高いのかなと感じます。
・「ブログで紹介していきたい」と言った人がいたけど、病状が重くて、喧嘩振ってトラブル起こしてしまったらまずいからと保留になっている。
○事務局員:ホームページの例会の情報で、どこが怖いのか?どんな情報があればいいか?
・人数が分からないこと。
・都会に出るという緊張感。
・年代、男女比も書いてあると。
・若い方が多いから、ちょっと戸惑う。
・参加者の属性について一年ごとの統計ページがあると。
・写真が1枚入っているか入っていないかだけでも違う。誰もいない部屋の写真を載せるのも、ありかもしれない。
・懇親会が結構特徴的。他のとは違うこと。お酒も入って。
・他のとこと違うのはむしろ懇談会。こんなきっちりやっていない。躁うつ病の人は勤勉な人が多いから。
・(例会報告について)
インターネット検索している人はワンクリックするかしないか。最後までたどっていく人は人数が限られている。
第○回例会と回で書かれてもたどりづらい。カテゴリー別に分けてほしい。
・報告集の第何回の下に、テーマ名だけでも書く。
第2部【障害者の置かれている状況】に関連して
・情勢が厳しくなったと感じてきた人、就労しないといけないという圧力が増えてきた。
第3部:【第1・2部を踏まえて、会則の前文の表現について】に関連して
・「労働」だけじゃなくて、「家族」の問題が大事だという人がいて賛同した。今日自己紹介して思ったことが、「家族問題」で苦しめられた人が多い、ということが分かった。自分と同じで。
・気づいたのは、その上で「労働」だけじゃなくて「家族」のことというのが、人間生活の両輪の一つ。どちらか欠けても、どちらか見えて来なくなる。重視していっていただけるとありがたい。
○事務局員:一番最初に関東ウェーブに参加した立場から、前文をどう書いたか。
「就労」に向けた会にならないといけない、とスタッフ会議の中にもそういう意見が出てきて、「就労」している人もしていない人も分断されずやっていこうと。前文の必要性の一つとして、分断されないように見越して書く。
「就労」ということが余りに大きい問題、「就労」している人もしていない人も、その言葉を聞くだけで、ああ「就労」だという風になってしまう。
関東ウェーブが訴え続けてきた、「排除をしない会」という精神を盛り込むために、みんなで考えて行きたい。
・黒澤明の「生きる」。主人公が「生きる」とは何なんだ、本当に「生きる」というのが何なんだ、ということを求める、ということなんじゃないか。
・今事務局から言ったように、前文に盛り込むことがどうしてなのか、踏み込ませていただかないといけない。
「就労」という言葉があまりにも唐突に出てくる。流れがある中でだったら理解できる。今の形で「就労」というのが出てくると、みんな反対意見、賛成意見出てしまう。
「就労」よりも「自立」という表現を使う方がいい気がした。
・6月の総会まであと4回。会則をもう一回練り直す。事務局だけなのか、みんなと話すのか?
○事務局員:あと二回ぐらい例会で話したい。こっちから案を出さないといけない。それを出してそれを揉んでいく。
総会の議決の時に初めて見せるという形は避けたい。
☆懇談会の報告は以上です。
終了後の懇親会では、夕食を食べて、歓談しました。
みなさんお疲れ様でした。また会いましょうね!