「躁うつの話題でなくてもOK!何気ないこと,
日常のこと, と言ったって日常と躁うつは切っても切れないので笑
躁うつ関連ももちろんありです♪」
というコンセプトで利用していただいていましたが,
そのような内容も, 今後は躁うつ仲間の掲示板にご投稿ください。

うつって辛いですね  あずさ
2015/09/30(Wed) 21:06 No.24347


下のほうの私のスレッドにお心のこもったお返事をくださった皆様、ほんとうに有難うございました。個別のお礼の返信を差し上げていない方達・・・失礼をおゆるしください。でも何度も拝見して感謝しています。パソコンを開く気にならないほ疲れていてうつがひどかったもので、ごめんなさい。


母は無事元気に退院しました。もう一人で美容院に行ったり、リハビリに行ったり、買い物に行ったりしています。本当に良かったです。

それに反比例するように、わたしはひどいうつになって寝込んでしまいました。この10年で初めて主治医の前で泣いてしまいました。双極性には原則抗鬱剤は処方されないけれども、わたしに出せる気分安定薬はあまりなく効かないのでついに以前飲んでいたサインバルタを出されました。医師もわたしのことどうしていいかわからない感じ。


もしかして母のほうが頭も働き動き回れるので、今や、わたしよりも元気かもしれないです。

でも、これだけボロボロになっちゃっても、わたしの辛さには人は厳しいというか・・・自分が病人っていう事実はなかったことみたいな・・・。レントゲンに映る病気のほうが苦しんでいる人として認めてもらえるのでしょうね。

とても、とても、疲れました。

うつって辛いですね。本を読んだりラジオを聴いたりしても集中できなくて・・・朝、顔を洗うのもおっくうになったり。

ちょっと具合が良くなったと思えば、家族の誰かの病気や介護や死に直面して、自分まで大病になって、そのたび、うつは悪化して、しかも病名を急に変えられて・・・こんなことをしているうちに早10年過ぎてしまいました。誰のせいでもないけれど・・・やれやれ。

それでも、この10年を無駄だった、無意味だったとは思わないです。苦しみって意味があると思っているんです。自分の夢にも思わないところで、自分の苦しみが祈りのパワーになって、世界の片隅でつらい思いをしている誰かに届いていたらいいなと思い、また、そう信じているんです。変な考え方かもしれないけれど。

みんな繋がっていると思うから。

それにしても、うつはつらいですね。
だらだらと失礼しました。

Re: うつって辛いですね  
2015/10/01(Thu) 00:21 No.24354
あずささんのお話を聞くと、今の主治医に出会うGOのようだと思いました。

いい先生には出会うんですけど、GOに道標は示すことはできませんでした。
診察に行くと、たいてい困っていました。
先生を困らせるのが悪いなって思って、よくならない時には、通院しにくかったです。


抵抗性うつ病とか、難治性うつ病、教科書的な治療ではうまくいかないとか言われました。


少し話がそれますが、どの病院に行っても、そんなことばかりです。
例えば、皮膚科なんですが、アトピーとかニキビとか言われ続けてて、最終的に自分で調べて、「マラセチア毛包炎」が判明しました。
いつも医者に任せていては見つからず、こちらからリクエストすることが多い。
こっちの言うことを、まだ可能性として聞いてくれる先生はいいほうで、
頭から否定してくる医者も多かったです。
「ダラシンローションでかぶれる」と主張してるのに、「もうちょっと、根気よく使い続けろ」とか。
「皮膚の薬って、すぐに中止しろとか注意書きにないか?」とか、医者不信もありました。


話は戻って、今の主治医に出会ってからは、治療の道のりは長いですが、「治療方針は完全に任せられます」。
こんな事、うまれて初めてです。
そして、いろんな答えやアドバイスを持っています。

主治医の処方で、途中からうまくいかなくなったら、「じゃあ、こうしよう」
って、もう、前もって、次のアプローチも準備されてるんです。
もちろん、GO言うことも聞いてくれますし、GOのアイディアも取り入れてくれます。
また、GOのアイディアで違うところは、「いや、これはこうしたほうがいい」
と、明らかに方針がしっかりしてます。

治療はまだまだですが、迷いがないので気が楽です。


何が言いたいかというと、


ほんとは、あずささんの状態を、うちの主治医に診て欲しい。
しかし、そんなことは、到底できないし、お節介。


なので、





また、お話ししましょう。
郷さんへ   あずさ
2015/10/01(Thu) 12:21 No.24356
郷さん、お返事をくださって、ほんとうに有難うございます。

郷さんは良い精神科医に巡り会われて良かったですね。
二人三脚という感じで、心強いですよね。

わたしの今の主治医も、誠実で話しやすく、双極性障碍を専門としておられる方のようです。だから他の患者さんについては、助けになる治療をなさっているのかもしれません。

わたしの場合は、別の大病をして体が弱っていることもあり、出来るだけ体に優しい薬をとラミクタールを処方されていました。でも、それでさえ、75mgぐらいを超えると転びそうになったり、ろれつが回らなくなったり、離人感、目が見えにくいなど、すぐに副作用が出てしまうわりに、うつには効きませんでした。

薬に弱いので、リーマスその他、いわゆる気分安定剤は使えないのです。種類も少ないですし・・・。


誠意のある医師で、わたしがこうしたいというのも尊重してくれます。ただ、わたしもいくらこの病気について勉強しても、素人なので、限界があります。ただ薬をもらうため通院しているという感じで、不毛な気持ちになりますね。

でもこの医師のせいではなくて、この病気についての研究がまだまだなのでしょう。

10年もうつ病として治療して抗鬱剤を飲んできたのですから、ラピッドサイクラーや混合状態などもあり、それこそ教科書やDSMに解説されているようなものとは違いますね。

やっと抗うつ剤のサインバルタを出してもらって何とかしのいでいます。どうも、この頃、以前よりも頭が悪くなったような気がすることもあります。

この頃は、アメリカの精神科医がマインドフルメディテーションを双極性障碍の患者に適用して効果をあげているという本を読み、自分でも実践しているところです。これは良さそうです。

その人に合ったオーダーメイドの病気との付き合い方を見つける手助けをしてくれる同伴者がいたらと思います。お薬以外でも、生活のスタイル(介護の必要な家族がいる、子供がいる、独り暮らし、それぞれニーズが違いますよね)、他の持病があるかどうか、働けるか働けないないか、どんな仕事をしているか、して来たか、まだ学生、何を専攻としているか、ひきこもっているのか、などなど・・・。

専門家はアメリカとかのほうが多いのかしら。

それにしても、はたからは、元気そうに見えるのがつらいところです。

郷さん、またお話ししましょうね。

感謝。
Re: うつって辛いですね   りさ
2015/10/01(Thu) 18:54 No.24362
あずささん、

お母様お元気になられて、本当によかったです(*^−^)

この病気は、発症したこともそうだけど、周りが見えなくて孤立しちゃうことも「誰のせい」というわけでもないし、

もちろん自分のせいでもないわけだから、自分の中に原因を求めて修正できるものでもないし、

そうなるととてももどかしくて、苦しいですよね。原因につかみ所があれば、乗り越える手段ももっと取っ掛かりのあるものになるだろうし。

でもそうそう、なかなか解放してくれなくて、一生涯檻に入ったような「つらさ」とひたすら向き合う毎日だからこそ、

世界中の色んなつらさで孤立しちゃう人々につながりを感じられるし、そうゆう想像力と、人とつながりたい気持ちを養う機会をくれた病気に感謝しているとこがあります。

いずれこのつらさをなんらかの力に変えられると信じたいですね。

うつはほんとつらいです・・・でも終わらないうつはないので、おたがい踏ん張っていきましょう!影ながら応援しています。

りさ
りささんへ   あずさ
2015/10/03(Sat) 18:32 No.24364
りささん、お返事に感謝です。

踏ん張るのは・・・わたしはもう無理みたいです。

重いものを背負って踏ん張るとね、ひざや腰、そして首も痛めてしまいますよね。わたしはこれ以上踏ん張ると倒れちゃう。

だから踏ん張らない。背負ったまま、草むらにでも座りたいです。

「一生涯、檻に入ったようなつらさ」という表現、わかりやすく的確ですね。

檻からは、一生出られないかもしれないけれど・・・
せめて、檻の中にいながらにして「自由」でいる生き方を、模索しています。でも、それがまた難しい。脳の病だから、自分の意思力に限界があるみたいで。

疲れちゃった。

ただただ休みたいです。

りささん、ありがとう。
わーい、わーい。  ゆら
2015/09/18(Fri) 16:34 No.23911

あきた県民芸術祭「あきたの文芸」の小説部門にて、奨励賞をいただきました。ナメクジと七色の羽の鳥という作品です。
http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1442464570210/index.html" target='_blank'>http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1442464570210/index.html

3年がかりでしたが、実質的な同着1位を取れました。
わーい、わーい。やっと言えたー(≧∇≦)

Re: わーい、わーい。   ゆう
2015/09/18(Fri) 17:43 No.23915
ゆらさんへ。


日頃からの努力がついに実を結びましたね。

【奨励賞】の受賞、本当におめでとうございます!!m(__)m

これを自らの生きる力として、一つ一つゆっくりと階段を上って、この先に見えるゆらさんだけの新たな人生の道を切り開いて進んで行って下さいね。(^^)/

陰ながら応援しています。
これからも無理をしないで頑張って下さい☆

(^_-)-☆
Re: わーい、わーい。  
2015/09/18(Fri) 18:13 No.23917

おめでとうございます。

前の上司にお歳暮を贈らないとw



ピンチで、腐らず、しょげず、前向きにチャンスに変えちゃいました。 (/・ω・)/

よくがんばりました。
Re: わーい、わーい。   ゆら
2015/09/18(Fri) 19:24 No.23921
ゆうさん、コメントありがとうございます。
本当にこの賞をとるのが、たいへんだったので、結果をとれて嬉しいです。今後の契機にしたいと思います。
Re: わーい、わーい。   ゆら
2015/09/18(Fri) 19:26 No.23922
郷さん、コメントありがとうございます。。

とびきりおいしいぶぶ漬け贈ってやりたいですね。お歳暮で……。
本当に賞が取れて嬉しいですー。
ゆらさんへ   あずさ
2015/10/01(Thu) 12:23 No.24357
遅ればせながら、受賞、おめでとうございます。

ほんとうに良かったですね!
Re: わーい、わーい。   ゆら
2015/10/04(Sun) 22:04 No.24372
あずささん、お祝いの言葉ありがとうございます。
最近掲示板を見ていなかったので、遅くなって申し訳ありません。
本当にとれて良かったです。でもこれで慢心しないでつぎにつなげていきたいです。
ありがとうございました  テイク
2015/09/11(Fri) 19:28 No.23623

関東ウェーブの皆様へ

この度は大雨による茨城県の災害に関して沢山の連絡を
を頂き感謝しております。
私は当日、外出しており、りささんからの電話が来るまで
隣町の常総市の状況を把握していませんでした。
ネットで調べてみて、とても悲惨な状況になっていることを
知り、慌てて帰宅。
常総市在住の友人の安否を確認し、皆、無事でした。
家は浸水し、日常も崩壊という最悪な状況です。
ただ、命があるということに大きな意味があります。
どんな人でもあるきっかけで不幸になる側面がある
ということが怖いですね。

連絡を下さった皆様、テイク家は無事です。
本当にありがとうございました。

Re: ありがとうございました   ゆう
2015/09/11(Fri) 22:44 No.23628
テイクさんへ

良かった☆
何よりもまずは自分の命の第一優先です。

生きてさえいれば何度でもやり直しは可能ですからね。

大切な友人も無事で何より(^_^)

私自身は大して役には立たないかもしれないけど、自分じゃどうにもならなくなったら、いつでも相談下さいね。

(^_-)-☆
Re: ありがとうございました   テイク
2015/09/12(Sat) 08:41 No.23648
ゆうさん

ありがとうございます。
家が無くなってしまい、財産を失うというのは
辛いことですが、命があることが大切ですよね。
地方に住んでいるせいか、郷土が崩壊するという
この事実がうつとは違う感情で辛いです。
1日も早い復興を願っています。
テイクさんへ   あずさ
2015/09/12(Sat) 13:13 No.23660
テイクさん、御無事でほんとうに良かったです。

ご家族もお友達も御無事でほんとうに良かったです。

それと同時に、愛する故郷、そこに住む方達、大切な家族、苦労して築き上げてきた家や財産が、これほど大きな被害にあうというのは、テイクさんのお心の痛み、いかばかりでしょう・・・。

行方不明の方が一刻も早く救出されますように。
必要な援助物資が一刻も早く届きますように。
恐怖や不安や悲しみや苦しみにある方達のお心に少しでも平安がありますように。

一日も早い復興を願ってやみません。

テイクさん、今気が張っておられるのではないかと思いますが、後でお疲れって出て来ますよね。どうかくれぐれもご自愛くださいますように。
Re: ありがとうございました   テイク
2015/09/12(Sat) 15:05 No.23665
あずささん

コメントありがとうございます。
ご自身が大変な状況にも関わらず、心配してくださり、
恐縮です。
うつとは違う感情なのですが、心が荒れています。
愛着のあるお店も全部水没してしまいました。
あの3.11の時と同じ感情です。
今の私にできることは車を使わないことくらいです。
道路は消防の車両、空は自衛隊のヘリでいっぱいです。

個人的にあずささんのスレッドにコメントしたいのですが、
あまりにも自分の表現力が稚拙なため、ためらっています。
私には想像もつかないほど過酷な日々を過ごされている
のは分かります。
これだけは言わせて下さい。
本当に自分ができることだけやれば充分だと思います。
無理をなさらないでください。
どうぞお身体ご自愛くださいませ。
この度はありがとうございました。
つらいけど  あずさ
2015/09/08(Tue) 13:20 No.23446

母が、8月末に再び入院しました。胃腸の通路が狭まっているので広げる処置をしました。

情けないのだけれど、わたしは、ひどいうつ状態です。苦しくて、悲しくて、不安で、怖くて・・・

母のことをもちろん大切に思い、寄り添い、ケアしたいと思い、自分に出来ることをしようとしているつもりです。

でも自分は、患者の健康な家族、献身的に母を看護する娘という役割でいなければならない感じがして、それがとてもつらいことがあります。

毎日毎日、やってくるうつ・・・私にとっては、気持ちが落ち込むという感じよりも、心に黒煙が立ち込めたり、心を切り裂かれているような、いやな感じです。そういう感覚のうつを味わった方、ほかにもおられるのでしょうか?

でも、この頃は、不安や、ひどい黒煙や痛みに満ちた心や、悲しみや、恐れ、体の辛さ・・・それと闘おうとするとかえって悪化するなあと思うようになりました。

むしろ、じっとそれらと一緒にいて、「あなたが今来ていることを知っているよ。あなたの言い分、ちゃんと聞くよ。」と、優しく世話をしてあげると、つらい症状が治まってくることがあるのに気がつきました。まだまだ練習中ですが。

苦しんでいるということを否定しないで、吐く息、吸う息とともに、静かに見つめるという練習中です。今ここに生きるというのは、難しいですね。

今に心をむけて、自分の吐く息吸う息、雨の音、猫の声、パソコンのキーボードの音・・・心に浮かんでくる思い、美しいと感じる心、苦しいと訴える心・・・逃げないで隣に座っていてあげよう・・・。

うつってほんとうにほんとうにつらいですね。くるしいですね。

でも、それもわたしの一部。長年の友。

Re: つらいけど   ゆう
2015/09/08(Tue) 16:26 No.23455
あずささんどうもお久しぶりです。
お母さんの再びの入院、非常に大変ですね、心中お察しします。


私は…、
最近では派遣アルバイトをポツリポツリと始めながら、常に自問自答をし続けて【今の自分に出来る事】を模索しながら日々を生きています。

ずっと関東ウェーブにいらっしゃってなくて心配していました。
気温の変化の激しい今、私もどことなく自分という存在を認識できなくて再び自らのすべてを否定するような心が発生する証明として、黒煙がたちこめたような気持ちになります。
困っている人の感情に同調しすぎてマイナスエネルギーを引き寄せているのか、著しい天候の悪化によるものなのか、私はそのすべてがそうだ。と感じていますが、どうにもやりきれない非常にまごまごする感じもしています。

ある一方ではこの気持ちは鬱だ。とか、このにがい気持ちはやきもちだ。とかの感情が私は自ら認識出来なくて、【感情障害】といったものも疑い始めるようになりました。
どうやっても自分の事を認められず心に引きつけを起こさせるようなものも感じて…。

それでも。大丈夫だ。と自身に言い聞かせながら、今日も求人誌をめくって、ネットを動かして就活を続けています。


労働する事によって自分自身の今生きているという証明を見出す、それがひいては自らを認められる事だと信じて。


自分に正直でいようとすると、世の中の流動に飲み込まれてしまって自身の存在を見失い、すべてが分からなくなり不安になって鬱のような暗い気持ちになるような。


近くのお寺にたまに出かけるのですが、その時には木の幹を触っています。


1分でも長く…


1秒でも長く…


世の中がどう変化しても、天気がどう荒れようとも、決して必要以上に人の心に入り過ぎず、ただすべてをゆっくり、ゆっくりと見守り続けて辛い気持ちの人にも、楽しい人の気持ちにも同調してひたすら成長を続ける大木。

すべての感情を吸収して、ただひたすらに凛として構える彼らの存在があるいは…我々が長年かけて探し求めているものなのかもしれませんね。

自分に苦しみを与えるものだとしても、それを【決して否定せず、認めてあげて共に寄り添う。】
誰にでもできる事じゃない貴方を私は深く尊敬しています。

それに以前、貴方が言葉にしていた【繋がり】の事もそうです…。

現実に【血】の繋がりが無くても、貴方がもし私に対して【繋がり】を感じているならば、我々は【魂】という絆で結ばれた家族である証拠です。

ならば、あずささんが抱えている心の痛み・寂しさ・苦しみを共有する事こそ家族である私の務めでもあるハズ。

辛い時には、吐き捨てる為にメールしてきて下さい。

仕事で大変だからなんて思わないで下さいね。

その心の痛み・寂しさ・苦しみを解放して共有し解決へと導くための家族なんですから。(^_^)

千葉はずっと雨が降り続いています。
確かに今の時期はは誰しも体調を崩しやすい時期ですね。
しかし捉え方を変えると、
【あずささん親子の鬱や病気にまみれたエネルギーを洗い流す恵みの雨】だと感じませんか。

【いま、会いにゆきます】という映画では確かにおっしゃる通り雨に濡れた草木は生き生きと輝いて、亡くなったはずの子供の母親は短い雨季だけの間のみ、家族の元へ帰ってくるという奇跡が起きました。

あくまで一例ですが、そうした大切な人々の想いによって奇跡はいくらでも望めるのだと思います。
だから私は、【あずささ親子は必ず元気になる】と確信して願っています・

【自分を真の意味で愛して大切にする。】

「心の暗闇を持つ人々」を助けたい。と思っても、そう。自身も一緒に淵へ落ちないようにするには、「命綱」が確実に必要ですよね。

《自分を信じる事を忘れない。》

それが自らと第2・第3者、ひいてはさらに多くの心に暗闇を宿してあがいている人々を結びつける

『奇跡の命綱』

となるのではないかと私は思います。

あの時、確かにしっかりと頂いた『繋がり』という言葉の重要性に改めて実感を覚えました。

本当にありがとうございます。m(__)m

優しく・感性豊かで・誰に対しても尊敬な意を持って接するあずささんの心にあるすべての傷をどうか私に向けて祈り、共有させて下さい。

お母さんと、あずささんお二人の心に静かな平安と太陽の如きエネルギーが戻りますよう

千葉からメッセージを送って願っています。m(__)m

ゆうさんへ   あずさ
2015/09/08(Tue) 18:35 No.23466
ゆうさん、お返事を有難うございます。

繋がっていてくださって、ほんとうに、ありがとうございます。

ゆうさんの優しさと透き通るような感じが、伝わって来ました。

わたしも、樹が大好きで、よく話しかけたり、触れたりしています。最近、思えば樹に触れていないなあと思います。

夏には、涼やかな憩いの木陰をつくり、
冬には、葉を落として、日の光をくれます・・・自分は凍てつくような寒さの中、裸になって・・・。

ゆうさんの1秒でも長く、1分でも長くというの・・・
すごくわかるなあって思いました。

ゆうさんには、ゆうさんの「席」が準備されているように思います。ゆうさんが座るまで、誰もそこには座らないから大丈夫だと思います。

ゆうさんのいのちは、ゆうさんによってしか生きられないのですものね。

繋がってくださって、ありがとうございます。
淋しいとき、弱り切っているときには、優しい言葉がやすらぎとエネルギーをくれるものですね。

この病気にならなければ、ゆうさんとこうして出会うこともなかった。

外では、こおろぎやかねたたきが鳴いています。
うつでも、何かを美しいと思えるのですね。

あずさ
Re: つらいけど  
2015/09/10(Thu) 14:06 No.23553
あずささん、こんにちは。

この前は、返信を頂いていたけど、返してなかったです。
「今ここに生きる練習」というのが、いい言葉だなぁと思っていました。


さて、今回の件、ご心中お察しします。
なんと、声を掛けたらいいか?と思っていましたが、
想像できる状況が、かなりつらい、しんどい状況にあると容易に想像できたので、
「気休めにしかならんなぁ」と、いい言葉が思いつかずにいました。


しかし、ひらめきました。


GOもそうなんですが、他の同病者の場合でも、
「どんなことでも、はけばはくほど楽になる」という事が証明されました。
しかも、「その都度」さらに「リアルタイムに」

『掲示板』→『チャット』→『LINE』  

人間はディスアドバンテージに目が行きやすくて、自分のアドバンテージがおろそかになります。
それは、もったいないので、

現在の『インターネット社会』や、『SNS社会』を有利に利用しましょう。
『有利な面』といえば、
『遠くに住む者たちが容易に繋がる』
ですよね。

所詮、他人、他の人生ですから完全に理解することなんてできません。求めません。
しかし、バックグラウンドが似てれば似てるほど、お互い理解はしやすいですよね。
それが近くにはいないんだから、『現在のアドバンテージ』を積極的に利用しましょう。

とにかく言葉にすればするほど、ラクになると思います。


また、お話ししましょう。
郷さんへ   あずさ
2015/09/11(Fri) 16:56 No.23613
郷さん、お返事を有難うございます。きれいにまとめられた文章ではなく、本音でくださるメッセージに感謝です。

おっしゃるように、ネットの利便性を活用したいですね。
ネットのない時代・・・私たちのような病気・障碍のみならず、それ以外の病人や障碍者は、どんなに孤独だっただろうと思います。

ヴァーチュアルな世界かもしれないけれど、リアルな世界では、無口な聴き役の人も、ネットではゆっくりと自分のペースで自分の言いたいことが癒えるっていうのは大きな利点だと思います。

「つらさを言葉にして吐けば吐くほど楽になる」というの、本当にその通りだと思います。以前、郷さんが、このサイトのどこかで、そのことを証明した研究をご紹介くださっていたことを思い出します。

顔と顔を合わせて、思いを分かち合えたら、それも素晴らしいと思います。でも、自分の置かれている現実や病気について打ち明けるのは、相手にキャパシティーがない場合、かなり重いこともありますよね。相手が良い人であれば、無理をしてうけとめようとしてくださるかもしれないけれど・・・。

ネットの場合、自分が辛い、苦しいと叫んだとき、読者はそれに反応するかどうかを選べますよね。これもネットの利便性かも。

自分に関わるかどうかは、相手が選べる一方で、
自分の気持ちをリアルタイムで表現することが出来るのは、確かに助けになるでしょうね。

それにしても、ネットがなかったら、自分のような病気を抱えている人と多く出会うことも、交流することも、難しいでしょうね。

郷さん、病気を抱えながら、お母様のことや家事や就職活動でお忙しい中、お返事をくださって、本当に有難うございました。

あずさ
Re: つらいけど   儀助
2015/09/11(Fri) 21:29 No.23626
あずささんこんばんは。

どうコメントしていいのかと思うのですが、うつは苦しいですに、心から同感です。

僕も今うつで、ギリギリなんとか仕事量減らして、働いています。

今日の朝も、歯を磨き、髭を剃り、服を着替えようとしたところで、うつのためゴロンと横になって休憩。
うつで、しんどい為、連続しての日常生活ができないのです。
仕事を休みたいけど、空元気を出して出かけるという感じです。

でも僕のうつはこの程度では、ましなほうです。
酷いと、風呂に入る気力も無く、夏でも1週間以上入れず、寝たきり状態になります。

精神疾患の中で、本物の重症のうつが一番苦しいと思います。
神経症、抑うつ神経症、不安発作、強迫行為も苦しいですが、うつのほうが、より重いと言えます。
幻覚等の苦しさは分からないですが。

抑うつ神経症は、好きな趣味等は普通に楽しめて、普通に動けます。本物のうつとはここが違います。

重症のうつにならないように、日常生活ではやりすぎに注意する。

うつになると、不安も増大するので、強力な抗不安薬のリボトリールを飲む。焦燥感を和らげるトリプタノールを飲む。どうしても動かなくてはいけない時は、覚醒作用のあるベタナミンを飲む。あとは、うつが自然回復するまで耐えるのみです。

本当にうつは苦しいです。
あずささんへ   はなはなたろう
2015/09/13(Sun) 06:19 No.23693
はじめまして。
ずっとこちらの掲示板は拝見させて頂いてますが、コメントするのは初めてで、オフ会には一度参加した事があります。50代の主婦です。
あずささんのお辛そうな状況に、何かお伝えしたいと思い、書かせて頂きます。

お母様の事、娘としてできるだけのケアをしてあげたいと思うのは当然の事なのですけれど、ご自身を守る事も大切です。辛い時は無理せずに休んで下さい。お辛い今は出来る事だけをされればいいと思います。言葉は悪いですが、逃げてもいいのです。
そして、出来ない自分を責めないで下さいね。お母様もあずささんの病気の事は理解されてると思いますし、周りの方達の事はあまり気にされないことです。体調が思わしくないという事を伝えれば、周りの方達も察してくれるでしょう。それでも何か言われるようでしたら、周りからどう思われようと関係ないという心構えも必要かもしれません。

うつの時はいろんな事が不安になり、次から次へと悪い妄想が膨らんだりします。そしてそれが永遠に続くように思います。それは症状として仕方のない事なのですけれど、思考を停止し、なるべく先回り不安は無くして、過去を悔やむ事もやめて、平穏な気持ちで過ごされる事が多くなるよう願うばかりです。

私は昨年の11月頃、ある事で不安で不安でどうしようもなかった時に、スピリチュアルな話になりますが、エンジェルナンバーに救われました。ふと目にした時刻とか、メールの数などを調べて、大丈夫!と思ったものです。そして、大丈夫でした(笑)
あずささんも大丈夫です!お気を楽にして下さい。

私も4年前、癌を患いました。その時は告知された事で躁転したので、元気に楽しく乗り越える事が出来ました。そう考えると双極性障害も悪いものではありませんね。
長々と書いてしまいましたが、少しでもうつが楽になりますよう、願っております。
ウェーブ10周年記念  儀助
2015/08/30(Sun) 21:43 No.23053

ウェーブが発足して、丸10年が経過しました。
スタッフの皆さん、おめでとうございます。

経緯

当時、躁鬱病と心の部屋というホームページがありまして、管理人のサキさんの承諾を経て、オフ会の開催を初めて掲示板に告知してもらいました。

平成17年8月28日、大阪駅付近で初めて行われ、大変楽しく有意義なオフ会でした。
その時、このオフ会を関西ウェーブの会にしようと決まりました。

その後、エルダーさんが関西ウェーブのホームページを作成して、掲示板の交流も始まりました。パスワードをかけて、オフ会の写真もアップしました。

数ヶ月後ぐらいに、東京でも同様のオフ会が始まり、関東ウェーブの会のホームページも立ち上がりました。
最初の関東ウェーブの会のホームページは別の人が作成しました。

その後、関東ウェーブでゴタゴタがあり、新たにエルダーさんが、関東ウェーブのホームページを作成しました。これが現在のホームページです。
古い関東ウェーブのホームページは、最初に作った人が削除しました。

関東ウェーブのホームページ作成中をエルダーさんから見せてもらいましたが、記号が沢山あり、大変難しそうでした。

躁鬱病と心の部屋のホームページは多くの書き込みがあり、参考になるホームページで、毎日のように見ていました。

しかし、掲示版でのトラブルが頻発して、書き込みの規則が増えていきました。
例えば、相手のハンドルネームを書いて、質問してはいけない。著作権の問題で、歌詞や文章を引用してはいけない等。

それで些細な事でも、これは規則違反だと管理人でもないのに、頻繁にしゃしゃり出て、書き込む人が現れました。
そして、混乱に拍車をかけ、サキさんに大変な重圧がかかり、その後躁鬱病と心の部屋のホームページは閉鎖されました。

掲示板への投稿規則はできるだけ少ないほうが、スムースにいきます。

軽躁状態で、物事を押し切ろうとする。
双極性障がい者は、ありもしないプライドだけは高いのでお互いぶつかり合う。不本意でも、一方が折れればいいのに、意地を通そうとする。
倫理道徳感に欠ける人が一部いる。
これらが、ゴタゴタの要因かと思われます。

以上個人的な感想でした。

Re: ウェーブ10周年記念   りさ
2015/08/30(Sun) 22:19 No.23055
儀助さん、

わあ。丁寧にウエーブの歴史を振り返って下さってありがとうございます。

ちょうど10年前なんですね。日付まで知らなかったので、すごい嬉しいです。ほんとにありがとうございます!!!

儀助さんがおっしゃるように、躁うつ病者は集まるとゴタゴタする傾向があるようですね。でもそれをみんなの力で乗り越えてきたのがウエーブの歴史だから、とってもお誇りに思っています。今後もがんばってすべての躁うつ病者に開かれたいい会を貫いていきたいです。

貴重なカキコ本当にありがとうです^^♪

りさ
一時的不調  まりこ
2015/08/26(Wed) 08:10 No.22867

不調で薬が増えました。
これで、この不調が乗り切れるといいなぁ〜
涼しさも味方してくれているし。

行動によって掴む幸福  ゆう
2015/08/24(Mon) 01:34 No.22748

個々の人間すべてがそれぞれの人生を歩む為に必要なもの。


衣・食・住…


お金…


時間…


仕事…


そして【人同士の絆】…


どんな形であれ、世間一般ではやはり我々は格下に見られてしまいがちです。
それは今まで繰り返されてきた歴史が、悪い例として物事の摂理を築いてしまったのだと思いますが、
しかし今は良い方向性で、人と人が手を取り合ってこの世の悪い摂理を取り払い、自分たちが新しい未来を築いていこうとしています。

不慮の事故で家族がいない、家族がいても理解してもらえない、身体が動かなくて寝たきりで苦しい。
身体は問題なく動くけれど、自分の心で感じる物事をうまく言葉にして相手に伝えられず、無意識に人を傷つける言葉を吐いて周囲の理解を得られない、優しい心を持つが故に人を思いやりすぎて自分の幸福をそっちのけにする、

世に対する生きにくさを必要以上に感じてしまい、様々なストレス・恨み・辛さを背負い込んで、そこへ鬱のマイナスエネルギーが覆いかぶってしまうと負担以外のなにものでもなく、ただ苦しみだけを味わう事となってしまいます。


家族とは【血の繋がりだけじゃなく、互いの様々な考えや倫理・痛みを共有し、励まし合う事の出来る人間。】
そして、【どんなに生きるのが不器用でも、相手の想いを尊重し、結束を示して、人の幸福を願う人間】を目標とする人の事だと思います。


待つ事や、遠慮し、自ら相手の事を尊重して身を引き、わざと行動しないのも、ある意味では間違いではなく手段の一つだと思います。
けれどもそれは、自分の身を削って相手に尽くすという行動意識のようなものであり、
自分自身の幸福を逃すだけです。


どんな結果になろうとも、相手の求めるものは双方の幸福以外にはありえないはずです。


どんなに本調子ではない1%のみの力でも、現在の情報化社会では様々な通信手段が存在するので、
助力が可能な人間へは使用できるはずです。


どんなに歩みが遅くても…


年齢など関係無しに…


生きる力を自らの内へ導き…


魂ある限り存在し続ける自身の【無限の可能性】を見出す為…


どんな形の幸福であろうとしっかりその手に掴む為に…。


どれだけ時間が経過しようと、どんなに非難が強かろうと…


【この世に必要無い命など一つもありません。】


【我々はこの世に望まれて生を受けた希望の命。】なんです。


(^_-)-☆

双極2型診断名  儀助
2015/08/23(Sun) 21:10 No.22736

今日の読売新聞に、双極2型、安易な診断もとありました。

抜粋しますと、双極2型は以前は存在しなかった。

1994年精神疾患の国際的な診断基準にこの病気が記載され、状況が一変、双極性障害の患者数が急に増えた。

落ち込みや、焦燥感をうつ病と診断され、うつ状態なのに、仕事に打ち込む男性の行動を病的な気分の波とみたのだ。(軽躁状態)

気分の高揚を抑える薬などが処方され、倦怠感が強まり、働けなくなった。

薬を少しづつ減らした。まもなく男性は復職し、元気に働いている。

以下は自分の感想です。

双極2型の新しい概念の登場で、今まで、自分の症状が何の病気か分からなかった人が、自分の病気を正しく自覚できるようになった。

逆に、ごく自然なストレス症状を、双極2型と誤診される人もいる。ごく少数だと思いますが。

2012年の双極障害の治療マニュアルでは、双極障害のうつは抗うつ薬に対して、治療抵抗性と記載。すなわち、双極うつ病は、抗うつ薬があまり効かないということだと思います。
単極うつ病は双極うつ病よりも、抗うつ薬が効くのだと思います。

ある本には、双極2型の治療マニュアルは、まだ確立されていないと記載。

僕は双極2型の人がリーマスや、デパケンを飲み続けて、効果があるのか疑問に思っています。

僕は、抗うつ薬やリーマス、デパケン等を長期間飲んで、効果を実感していない。

効果を実感したのは、リボトリールのような、強力な抗不安薬。

リタリン、ベタナミン等の覚醒的な薬は、動けない重症のうつでも、飲めば一時的に動ける。
現在リタリンは入手不可だけど、ベタナミン等は、なんとか入手可能。

トリプタノールは、最強の抗うつ薬で、抗うつ効果は感じられないけど、気持ちを沈静化する作用があるので、焦燥感には効果あり。ただ、口渇、逆行性射精等、服作用が強い。

僕は以上、リボトリール、ベタナミン、トリプタノールで、重症のうつをしのいでいます。

また、この20年で、不安障害とうつ病、双極性障害が合併している人が多いと記載されている著書も多くなりました。
すなわち、双極2型と不安障害が併発している人は結構いると思います。

とりとめのない文章にになってしまいました。

よかったら10  かつ
2015/08/23(Sun) 15:29 No.22729

みなさん、こんにちは。

きのう、友だちと恒例のTUBE横スタLIVEに行ってきました。
最高!でした。30周年記念でもあり、セットリストもよかったです。
これで、ぼくの夏は終わります(笑)

きのう、やってくれた曲です。
よかったら、聴いてみてください。

TUBE「夏よありがとう」
https://www.youtube.com/watch?v=uTqiTQgWPaQ" target='_blank'>https://www.youtube.com/watch?v=uTqiTQgWPaQ

新しい試み  ゆら
2015/08/19(Wed) 00:29 No.22508

こんにちはこんばんは、最近クビになったゆらです。
暇になってしまったので新しい試みで、日記を書くことにしました。
自分の感じたことをつらつら書くだけなので、内容が考えすぎと言われそうな感じです。こんな感じの文だと思っていただければとサンプルを置いていきます。ではでは〜( ´ ▽ ` )ノ


人という敬意の話

 昔、訪日して居酒屋で働く中国人の女の子を結果的に助けたことがある。
何から、助けたのか。男からである。
ある飲み会で同じ居酒屋で働く先輩格の男の子に女の子はからまれていた。そのからみかたは、品がなかった。
高校の教科書レベルであろう戦後の歴史を、彼女に語ってしまったのである。
中国についてあまり知識はないし、見聞きすることはおおかたろくでもない話だ。それでも中国の教育、この場合歴史認識は日本とはだいぶ異なっていることは知っていた。中国の言い分は国の意思に基づいた偏見に満ちたモノだと主張するモノもいるだろう。それは今の私も過去の私も判断できない。ただ私は困っている女の子に平然とそれが事実だとばかりに自分たちが考える歴史を語る男の子にむかついたのだ。
 今思い返すと、あの男の子には敬意がなかった。中国の女の子の歴史認識は間違っているから諭してあげようという傲慢な善意すら感じた。
簡単に言うと上から目線。もっと露骨に言ってしまうと、人としての敬意を忘れている。肉の体を持った人ではないものに、教育している。
 私はその無礼さに、酔いが覚めた。そうして二人を引き離した。
 
 話が変わる。現在へと変わる。
私が辞めた会社に、年嵩の上司がいた。もうすぐ初孫が生まれるという女性だった。
名前がないと辛いので仮にAと呼ばせていただく。
 Aは人としての常識というモノにこだわっていた。常識ならこうするだろう、あぁするだろうと決めて考える方だ。
常識というモノは便利なモノで、それさえ守れば世間はだいたいのところ守ってくれる。ただしあくまでだいたいだ。
砂を掴めば指の間から砂がこぼれ落ちる。Aはこぼれ落ちた砂の存在についてまるで気付いていないようだった。
 Aは私に様々なことを教えた。経理事務の仕事だったので、経理知識や言葉遣い、礼法さまざまなことだ。
それはとても有り難かった。けれども不思議に感じることがあった。Aは注意する時よく笑っていたのである。
「下の者が上の者に対して、なるほどなんてね。失礼に当たるのよ。そういうの教わってないのねぇ」と笑った。
 笑っていたが、注意する声は固く、やや低く、苛立ちと憤慨が滲み出ていた。
 私はAが怖かった。恐ろしかった。
 その当時、私は自分の障害や病気について隠して働いていた。それを会社に話せば仕事を失うのは確実だった。
そしてAのようなタイプにその秘密が知られれば、Aは受け入れず、むしろ憤慨することは予測できた(そうしてその予測は当たった)
 そんなAとの間にはこんなことがあった。
 箸の持ち方について注意された。私の持ち方はおかしく、握るように箸を持っていた。今まで注意されたことはたくさんあった。
 けれどAのような言い方をしたものはいなかった。
「親のしつけが悪かったのねぇ。個性を尊重するという時代なものだから、ちゃんとしつけしなかったのでしょう。可哀想にねぇ」
 そう人のいる食堂で言い、Aは自分の言葉に同意を求めるように私を見てきた。私はそれに同意できなかった。
私の母親は私に、必死で箸をきちんと持たせるようにしつけしたことを私は知っていたからである。けれど私は未だにその持ち方をどうすれば出来るのか分からない。指がうまく動かせないのだ、何故か。
 きちんと母親はしつけをしたのである。けれどそれをAは知らない。Aにそのことを伝えても伝わらないのは明白だった。私はきちんと箸を持てないからだ。瞼の裏に母親の顔が浮かんだ。必死な母親の顔だった。
 Aは善意で言っているようだったが、想像力に欠如していた。彼女の常識は世界の常識ではなかった。残念なことに。
Aは憐れみのこもった目をした後に笑った。彼女は何故笑ったのだろう。

 嗤える話だったのだろうか。
 
 彼女は私を育てていた。モノの知らぬ子だと色々と教えた。常識がないと言われれば確かにそうだったのだけど、私には私の生きた時間があった。
 人間をやっていたのである。
 けれどAにはその生きていた時間が見えなかったようだった。無遠慮な言葉も常識を教えるのには必要だったのだろう。
 Aにとって私は何だったのだろうか。
 
 ふと仕事を辞めて私は居酒屋で先輩に逆らえず、聞きたくもない話を聞かされる女の子のことを思い出した。
 男の子の得意げな笑みを思い出した。それとAの笑みが被った。
 月が西から昇って、世界の常識がひっくり返れば良いと願ってしまった。
 
 最後に。口直しに。こんな結末だったと書いておこう。
 居酒屋の飲み会で、女の子にからんだ男の子は上司に捕まり、とてつもなく怒られた。寒さに震える子鹿のようだった。
そうして女の子は私を呼び止めた。持ち歩いている電子辞書を片手に、こう言った。
「ありがとう」 
 私は彼女と一緒にお酒を飲んだ。

Re: 新しい試み   テイク
2015/08/19(Wed) 20:06 No.22542
ゆらさんクローズでよく頑張ったね。
私にはもうチャレンジできないと思っていたことに
挑戦してすごいなぁと思ってました。
絶対諦めないで自分に合った仕事をお互い見つけよう!
また、私みたいにオープン就労っていうのも選択肢に
入れると環境的に楽になれる部分は多いかもしれません。
少しはゆったり休んでください。
Re: 新しい試み   ゆら
2015/08/21(Fri) 09:56 No.22606
テイクさん、コメント有難うございます。
疲れが眠りとなって出ていたみたいで、ぐぅぐぅと寝ていました。
今度はオープンでの就労したので、頑張りたいと思います。
Re: 新しい試み   かつ
2015/08/22(Sat) 06:41 No.22652
ゆらさん、おはようございます。

仕事、お疲れさまでした。

いまや、障害者雇用求人の9割が事務系であるとのデータもあります。
ぼくは感じています。就活は、若い女性が有利ではないかと。
それが、企業の本音かとも。
オヤジ(苦笑)は苦戦しています。
ですから、希望を持って頑張ってください。応援しています!
Re: 新しい試み   ゆら
2015/08/26(Wed) 16:30 No.22887
かつさん、お返事遅くなって申し訳ありません。
そうですね。自分の仕事の方向が見えてきたので、それに向かって頑張っていきたいと思います。

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